ブログ

2019.03.22

須賀IZANAI連 最新作 発表!

 
須賀IZANAI連 最新作 制作発表!
 
私達Suga jazz dance studio 、須賀IZANAI連は2019年から2020年にかけて
 
新作によっていい世の中を踊りいざないます!
 
音楽制作プロデュースを
岡野弘幹氏
 

日本全国でワークショップを企画しています!

新作振り落としWS 

全国各地のWS お問い合わせはこちらまで!!!▶︎ayumi-love@suga-izanai.org
088-833-0301 高知スタジオTEL
  
初回WS開催は九州に決定!!
 
●前半
日程:2019年4月6日(土)
会場:佐賀県
指導:國友裕一郎、岩崎ひすい
時間設定:13:30~受付、14:30~18:30振落
 
日程:2019年4月7日(日)
会場:長崎県
指導:國友裕一郎、岩崎ひすい
時間設定:12:00~受付、13:00~17:00振落
●お問い合わせ
岩崎ひすい:iwasaki520@gmail.com
 
 
[最新作への想い] 
 
2011年 5月末日
ガンで闘病中であった國友須賀は
亡くなる数日前に、病院のベッドの上で私に話をしました。 
 
 
『日本が大変なこの時期に、
踊り子みんなが心をひとつにして五龍の踊りで高知よさこい祭りをパレードしたい。
エネルギーを高めて、浄化したい。日本復興踊りをつくりたいのよ。』
 
その数日後
 
6月1日、23時54分 
 
國友須賀は58年の生涯を終えました。
短い時間を全力疾走で駆け抜けていきました。
 
  
國友須賀は2010年から胃がんの治療を続けていましたが、2度の手術の後、
自然療法に切り替える事を決断。
 
2011年3月9日にハワイのマウイ島に療養の為に出発。 
 
その矢先、あの東日本大震災が起こってしまいました。
 
彼女は1995年から毎年出演していた、
ホノルルフェスティバルでの須賀IZANAI連の演舞において日本への支援を訴えました。
 
そして『ガンの私でもできることがある』
 
と周囲の反対を押し切り帰国。
 
震災で大きな被害を受けた千葉県旭市にて、よさこいで繋がる仲間に連絡をして
救援物資と支援金を募り、
旭市の避難所に二ヶ月に渡って民間団体として炊き出しボランティアをさせて頂きました。
 
私はガリガリの痩せた体で避難所に食事を提供していた、國友須賀の姿が忘れられません。 
 
やがてガンの影響で体力が無くなり、自ら決断し入院。
 
その日にお医者様から3日の命だと言われましたが、
痛み止めのモルヒネを私たちと会話が出来なくなるからと投与を拒み、
避難所に足を運ぶことが出来なくなってからも、スタッフに毎日指示を出し続けました。
 
 
國友須賀は1983年より高知市でダンススタジオを開設し、亡くなるまでの28年間、
戦後の早期復興と五穀豊穣を祈願して始まったよさこいの全国普及に尽力しました。
 
彼女のよさこいに対する信念は
『 無気力、無感動、無責任、この世の三無を正せ!』というものでした。 
 
よさこいをひとりひとりが魂から踊る事で ハートが開き幸せになる。 
 
開いたハートで未来を想い、利他の想いで 祈る事が今、世界で必要なんだ! 
 
大難が小難になりますように。 
 
世界が平和でありますように。 
 
と踊り伝え続けて来ました。
 
 
2011年の五月の下旬のある日
 
國友須賀は病院のベットの上でずっと考えていたのでしょう。
 
 
『日本復興踊りをつくってみんなで踊って、
低迷しているエネルギー、意識を上げていきたい。』
 
『五龍の踊りをみんなで心一つにして、高知のよさこいでパレードしたい。』
 
 
國友須賀が自らそれを振り付け製作し、
日本全国へ拡げることは誰の目から見ても不可能でありました。
 
彼女はその時にはもう一歩もベットから起き上がる事が出来なかったのですから。
 
 しかし彼女の目、言葉は強い決意に溢れ、明確に未来へのビジョンを見据えていました。 
 
今でもはっきり覚えています。
その数日後に肉体を離れる運命にあった國友須賀の発した言葉とその姿。 
 
眩しく美しかったです。 
 
私が代表になってから8年間
一緒に活動を共にしてくれている、血は繋がっていなくても家族同然のスタッフ。
 
変わらぬ応援を下さる関係者の皆様、ファンの皆様。
 
日本全国の生徒さん、踊り子の皆様。 
 
多くの方々の真心からの御協力のおかげでこの日まで活動を続けることができました。
 
 
本当に感謝してもしきれません。
心の底から御礼申し上げます。
 
 
私達は2019年、國友須賀の夢描いたビジョンを現実にしたいと思います。
 
 
今、世界に目を向けると地球上では人類全体で真剣に取り組むべき問題が山積みです。
 
環境の事、エネルギーの事、宗教対立、戦争や紛争、貧困、人権。
 
であるにも関わらず、その事から目を逸らし、誰とも一つになる事ができない。
 
 
分離を促す考え方、システム、政策、仕組み、、、、。
 
そのような悲しい事が世の中には溢れていて、目の前の事に追われて、
私達は生きて行くこと事さえ精一杯であるのではないでしょうか?
 
震災を体験した多くの方々が、もう二度とこの様な体験を大切な人にさせられない!
と生き方を見つめ直し、行動に移してきました。
 
世界中で起こり続ける様々な悲しい出来事から学び、
調和への変化が始まっているのもまた事実です。
 
しかし分離の力は依然強く、私自身、人生の虚しさに苛まれる時があります。
 
 
でもその時にいつも思い出すのが、國友須賀の生き様です。
 
 
そうすると心の奥から力が湧いて来ます。
 
その力はこう叫びます。
 
 
『諦めない。 
 
 諦められるものか。
 
 半歩でも這いつくばって踏み出す事が
 
 いつか絶望の淵にいる誰かを勇気付ける力   になるかもしれない。
 
 國友須賀が生き方から教えてくれた様に。
 
 自分達も。』
  
 
Suga jazz dance studio
須賀IZANAI連は
 
分離の力よりも
 
ひとつになる力を増やす活動をします。
 
  
國友須賀が夢描いた
「日本復興踊り」とは一体何であるのでしょうか?
 
どのような意識であれば、それが現実となるのでしょうか?
 
 
私は
 
一人一人が内なる平和を実感できるようになる事。
 
自分と同じ様に他者の事を想い
 
みんなで守り、慈しみあえる様になれれば
 
それが現実になると思います。
 
その為に踊りをきっかけ、手段にして
 
ハートを開き、エネルギーを光輝かせていかなくてはと決意を新たにしました。
 
 
天変地異は何故起きるのでしょう。
神様や仏様、大自然の怒りでしょうか?
環境悪化の為の科学的反応でしょうか?
 
私には難しいことは分かりませんが、間違いなく、
今、地球全体がおかしくなっているのは誰もがわかること。
 
今年は異常な暖かさでないですか?
雪が全く降らない冬が終わり、足早に春が訪れています。
 
北国に氷が溶けて海面が上昇しています。
自然の連鎖、循環の中で、生きとし生けるもの全てに負の連鎖が拡がっています。
 
 
これからどうなって行くのだろう。。。
 
 
だからこそ考えます。
 
 
いくら技術が発達しても、私達は人間です。
 
 
太古の昔から、この地球の上で、生かされ続けて来た存在です。
 
 
私達日本人の先祖は何千年も前から神仏をまつり、
大自然に願い、祈り、子孫を守って来ました。
 
 
歌や音楽、踊りはそこからはじまりました。
 
 
それは違いを超えて人類皆が経験してきた、真実、歴史です。
 
 
私達は
 
よさこい、IZANAIの活動で
 
人類の変わらぬ平和への
祈りを込めて 今みんなと踊りたいと思います。
 
 
昔から大切にされて来たことを、
私達はいつしか、見失い始めたのではないでしょうか?
 
『ガンの私でも出来る事がある』
 
國友須賀が命尽きる前に、そう決断し、行動した様な
 
まばゆいばかりの光。魂の輝き。
  
 
そう、私とあなた、だからこそ
 
出来る事がある。 
 
 
大自然の優しさに抱かれ生かされている事に感謝をしよう!
 
 
時に。理不尽に突然やってくる猛威に打ちひしがれる事もある。
 
だからこそ
 
もう二度とその様な事が起きない様に。
 
自分の子孫、大切な人たちにその様な体験をさせない様に。
 
 
地球の平安を祈り、私達とあなたで一緒に踊りたいと思います。
 
 
須賀IZANAI連 最新作
 
五龍の光をみんなでいざないましょう!!!
 
弥栄を祈念申し上げ、結びと致します。
 
 
いつも心に太陽を!!!
國友裕一郎